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とにかく大切なのは不動産屋の担当者が親身になって一緒に物件探しをしてくれるのかということになります。分譲で購入をするよりも賃貸の物件の方が人気であり、需要があることで全国的に続々と賃貸物件が増えてきています。
そんな賃貸物件の中には、驚きの賃料で設備が整っているお得な物件もあるので不動産屋に相談をしてみましょう。
賃貸に引越しをしてから「こんなハズじゃなかった」と後悔をしてしまっても後の祭りなのです。
生活の拠点となる自分の部屋なのですから、事前の現地調査を入念に行い失敗しない物件選びをしましょう。
賃貸博物館へようこそ★賃貸の悩み解決Webブログ:23年09月25日
オレが生まれて初めて経験したお葬式は、
お母さんのお葬式でした。
お母さんは病院で亡くなりました。
ベッドの横に立つ父とお姉ちゃん達の後ろに
オレはぽつんと立っていました。
下のお姉ちゃんが急に大きな声で泣き出したとき、
「あっ、お母さん死んじゃったんだ」と思いました。
オレはお母さんが入院中、
父と一緒に何度もお見舞いに行きました。
でも、なかなか病室に入ろうとしませんでした。
オレはいつも廊下の隅や、
非常階段のおどり場で遊んでいました。
病院のベッドに寝ているお母さんを見るのが
とても恐かったからです。
ある日、オレは父に呼ばれ、病室に入っていきました。
お母さんは「リンゴむいてあげようか?」と言いました。
オレが覚えているお母さんの最後の言葉です。
オレは「いらない」と言って、
また病室を出て行ってしまいました。
オレは病院の中を探検しながら、
「大きなお部屋にはたくさんの人がいるのに、
どうしてお母さんは小さいお部屋に一人でいるのかなあ、寂しくないのかなあ」
と思っていました。
今思えば、きっとお母さんは、
淋しかったのだと思います。
オレが最後までなつかなかったことが…
8月ももうすぐ終わり、
新学期が始まるというのに、
オレはまだ夏休みの宿題も終わっていません。
それなのに、
黒い服を着た人たちが出たり入ったりと、
家の中はごった返しています。
オレの居場所がないのには困っていました。
テレビを見ることもできず、部屋の隅で
ちょこんと一人で遊んでいるしかありませんでした。
「かわいそうに、まだ小さいから、お母さんの死がわからないのねぇ…」
という大人達の話し声が聞こえてきました。
オレは「わかるよ、そんなこと」と
心の中で呟いていました。